年金事務所で診断書の用紙をもらって、それを医師のところにもっていきます。
『先生! 障害年金を請求したいので、この診断書の作成をお願いします。』
『はい、じゃぁ 10日後の○日にお渡しできますので、取りに来てください。』
診断書は、すぐには書いてもらえません。
だいたい、10日から2週間ぐらい待たされます。
できた診断書の内容を確認せずに、年金事務所に提出される方が多いのですが、ちょっと待ってください。
初診日や現症日の日付が間違っていたり、記載の必要な個所が漏れていたりするかもしれません。(実際、よくあります。)
また、自覚されている症状と異なる記述になっているかもしれません。(これもあります。)
決して、医師はうそを書くことはありませんが、患者の日常生活すべてをみているわけではないので、場合によっては、症状を軽く書いてしまう場合もあります。
診断書を依頼する場合、十分に医師との意思疎通を図り、適正な診断書を書いてもらえるよう努めなければなりません。
10日も2週間も待って、いいかげんな診断書が作成されても、年金の受給には結びつきませんので。